「生搾りジュース専門店 ベジピア」

 

2011年 6月

健康のために毎日飲んでいただける「生搾りジュース」スタンド東京都大田区の大岡山商店街に「生搾りジュース専門店ベジピア」1号店をオープンいたしました。

大岡山エリアは、閑静な住宅地で、古くからお住まいの方も多く、商店主や地域にお住いの皆さまに親しまれました。

この時期は、創業間もない時期で、野菜や果物の仕入れルート、カップやストローなどの仕入れルートを開拓したり、 搾汁率の高いジューサー機器、栄養素が多く摂取できるジューサー機器を探したりと、きちんとした「製品化」のための試作の時期でした。

 

2012年 6月

品川区旗の台の中原街道沿いに2号店をオープンいたしました。 

旗の台エリアは、住宅地と商業地が混在しており、昭和大学病院の近くで、入院患者様や見舞に訪れる皆様に「元気になるジュース専門店」として親しまれました。

この時期は、患者様より「生のジュース」なので、衛生面にもっと配慮してほしい、などを指摘された経験から、自主的な衛生管理の強化として、 第三者機関による衛生検査やジュースの菌・カビ検査などを定期的に開始いたしました。

 

2013年 8月

港区赤坂の六本木通り沿いに3号店をオープンいたしました。

赤坂エリアは商業地で、大使館や外資系企業、また大規模なオフィスビルが立ち並び、近くで働くOLや経営者層の方、米国大使館で働く方、また、少し足を延ばして来店なさる国会議員の皆さま方に、栄養をチャージするスタンド的な存在で親しまれています。

この時期は、店舗数の増加による「顧客数の増加」と「知名度の向上」を狙い、出店場所を探っていました。また、フランチャイズ化なども構想いたしました。

その他、高級スーパー・老人ホーム・スポーツジム・都内のマルシェ・コンサートホール・移動販売など、さまざまな場所でPRと販売を繰り返しおこないましたが、どれも採算がとれるようにはなりませんでした。

研究と試作の試行錯誤の日々が続きました。 悩みました。

このころより、経営方針の転換を図り「生搾りジュース専門店ベジピア」のブランディングに傾注するようになりました。

 

 2016年 3月

松坂屋名古屋本店さまより全館リニューアルに伴うメインに「生搾りジュース」店を!との打診があり、本館6階のライフスタイル館で地域の皆様に親しまれています。

 

2017年4月 

輸入雑貨店国内最大手のプラザスタイル(旧ソニープラザ)様より、銀座G-SIX4階に大人向けの高級雑貨店(#0107PLAZA)の開業と同時に来店者さまへのおもてなしとして、「生搾りジュース」を提供したい! との申し入れがあり、出店のコンサルティングをさせていただき、現在も継続的に指導させていただいております。

 

2018年3月

フランスの植物由来スキンケア化粧品最大手のCLARINS(クラランス)様より、そごう横浜店の全館リニューアルに伴うメインに「生搾りジュース」店を併設開業したい!

との申し入れがあり、出店のコンサルティングをさせていただき、また、店舗の運営を受託し、現在も継続させていただいております。

 

2018年6月

より時代の流れに沿った、企業様の健康経営のサポートとして、「生搾りジュース」 を従業員に提供する健康経営応援サービス(冷蔵庫を設置させていただき、毎朝、ボトル入りの「生搾りジュース」 を企業様へお届けするサービス)の営業を開始いたしました。 

現在は、港区と中央区の企業さまを中心に営業活動を開始しており、多くの企業様の関心事であると感じています。  

このサービスを通して、「生搾りジュース」を、もっと・もっと 多くの皆様が飲用され、健康になっていただき、企業さまで活躍していただくことを願い、傾注いたしてまいります。

「生搾りジュース」のパワーで もっと・もっと 多くの皆様に健康でイキイキと過ごしていただきたい。

 

皆様のご支援をお待ちいたしております。

 

 

栄養素はみんなで助け合っている

 

一本のニンジンには、ビタミン類以外に、タンパク質が10%、脂質がなんと60%も含まれています。

野菜の固形分に含まれる栄養素のほとんどが、熱を加えると完全に変成してしまいます。

植物の繊維質はそれだけでも老廃物の排出に役に立っていますが、じつはおなかの働きを左右する腸内細菌の温床としての役割ももっています。これらのからだに有益な細菌は、加熱によって死滅します。   

さらに細菌を育てるためには、繊維のセルロースだけではなく、野菜に含まれている酵素をはじめとするタンパク質や脂質などが必要とされるのです。

栄養の摂取というものを考えるとき、何か一つだけを取り出して議論することはナンセンスなのです。 

食べ物中の栄養効果について解説すると、ある成分だけが体質改善に役立つかのように錯覚するのが現代人の特徴です。 カルシウムがいいとなればカルシウムの錠剤を飲み、繊維がいいとなれば繊維の入ったドリンクを飲むといったことになるのです。しかし、ある食物に含まれている栄養を100%有効に活用するためには、栄養素の互いの相互作用を無視することはできません。

食べ物とは、生きているからこそ完全な栄養源といえるのです。ビタミンが入ったり、カルシウムが入ったり、繊維が入ったりというように、ある栄養分だけを強化した 「機能性食品」 と呼ばれる食品は、健康になるための食べ物としては不完全なものなのです。

動物は、他の生物を栄養として摂取することで、みずからの生命を維持発展させています。

これもまた、自然の作り出したルールです。

いうなれば、動物は、ほかの生物のもっている生命エネルギーをとることで、自分のエネルギー源としているのです。

だからこそ、食べるものも生命エネルギーにあふれたものでなければなりません。

ところが、唯一人間だけが自然のルールからはみ出た食料を口にしているのです。

人間は、今まで知られているかぎりでは、やはり、ほかの動物たちと変わらない進化の過程を経て発展してきた存在です。

けっして自然のルールからはみ出して存在できるものではないのです。

だからこそ、私たち現代人の食生活も、できるかぎり自然な姿に近づけていくことが、望ましい姿なのだといえるのです。

 

 

なぜ「生搾りジュース」はいいの?

 

一般に生野菜というと、普通はサラダのように野菜を切っただけのものを思い浮かべます。

しかし、野菜はほんらい消化しにくい食べ物なので、ただ切っただけの状態では、胃腸に大きな負担をかけてしまいます。

これを毎日大量に食べていれば、大腸炎にかかったり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因になることもあるのです。

消化が悪ければ、せっかく生野菜をとっても、細胞の中に含まれている栄養素を吸収する前にからだの外へ排出されてしまいます。

これでは、何のために生で食べているのかわけがわかりません。

植物を加熱せず、しかも消化吸収しやすい状態で、ある一定以上の量と種類を食べるにはどのようにすればいいのでしょうか。

そこで考えられたのが、生の野菜をすりつぶす「生搾りジュース」です。

すりつぶすことで消化吸収しやすくなり、植物の細胞に含まれる栄養を十分にとることができ、胃腸の負担もずっと軽くなります。

 

これは一般的な野菜ジュースとは違うものです。市販の野菜ジュースは、2度3度と煮沸が繰り返され、味・風味・酵素・必要な菌などもなくなり、それを補うために着色して香料を加え、加糖し製品化されます。生きたジュース「生搾りジュース」とは、似て非なりです。

 

酵素とは?食物酵素とは?

 

体の中ではさまざまな性化学反応が起きています。

食べたものを消化するのも、それからエネルギーを生み出すのもすべて、生化学反応で、この反応なしにはどんな生物も生きることはできません。

そして、この反応の仲立ちをしているのが酵素です。

手近な例でいいますと、消化不良は消化酵素不足で起こります。 

また、ホルモンの異常などもホルモン生成に関与する酵素のトラブルで起こります。

血液の濃さをちょうどいい濃度に保つには、一〇余種類の酵素が関与していますし、免疫にも多くの酵素が関係しています。

体質的にアルコールが飲めない人は、アルコールを分解する酵素が不足しているために、アルコールを最終的に無害な水にうまく変換できないので、アルコールが飲めなくなっています。

人体の中には3000余種類の酵素が働いています。

この酵素をその働きで分類すれば、食物の消化吸収に関係する消化酵素と、体のさまざまな働き(機能)に関係する代謝酵素に分けることができます。

また、この他に食物酵素と体外酵素と呼ばれるべきものがあります。これもたいへん重要です。

食物酵素はすべての食物、つまりすべての動植物の中に自然に含まれている酵素です。

体外酵素とは、人体内の腸内細菌などの細菌がつくっていて、これを人間がもらって利用している酵素です。

 

消化酵素や代謝酵素は人体が自分でつくっているのに対し、食物酵素(これも体外酵素の一種)や体外酵素は人間が外からもらうものなのでこう呼んでいます。

 

食物酵素こそ健康と長寿の決め手

 

昔、捕獲した鯨の腹を切り開いたら腹の中から三十二頭のアザラシが出てきて、学者の間で大きな論争を呼んだことがありました。

鯨は牛や羊のように複数の胃を持っていますが、第一の胃から次の胃への通路は狭く、大きなアザラシがどうやって通れたのか?しかも一番目の胃には消化酵素は分泌されていません。

この謎は食物酵素のことがわかって初めて解けました。

食物酵素はすべての食物の中に含まれていて動植物の生存中は働きませんが、死ぬと働きだしてその動植物を分解します。 

アザラシは自分が持っていた食物酵素や消化酵素によって分解されて鯨の二番目の胃へ入っていくことができたのでした。

牛、羊、鳥など複数の胃を持つ動物の最初の胃は消化酵素を分泌していません。

ここは適当な温度と水分を与えて食物の中の食物酵素がよく働いて食物の分解を促すようにしているだけなのです。

このような胃を、食物酵素胃と呼んでいます。

また食物を一時ため込むリスの頬嚢(ほおぶくろ)も同じ役目をしています。

なぜ多くの動物がこのような器官を持っているのでしょうか? 

それは、食物の分解(事前消化)がある程度、事前にされれば、次の本格的な消化の段階で消化酵素をその分だけ少なく分泌すればよく、体の酵素製造能力の負担が軽くなります。

そして、この消化酵素製造の負担が軽くなることが健康と長寿の決め手になる重要なことなのです。

人間にも、実は胃が二つあるといわれています。

正確には、人間の胃は二つの部分に分かれていて、食道から最初に食物が入る部分では、牛や羊などの第一胃と同様に消化酵素の分泌はなく、食物酵素による事前消化を行い、食物がそれ以後の段階に進むと消化酵素が分泌されるようになっています。

つまり消化酵素を節約するようになっています。

しかし人間は後述するように、食物酵素を加熱調理によって自分で破壊して、食物酵素のない食物ばかり食べています。

そして、これが人間に病気起こす最初でかつ最大の原因になっています。

食物酵素も含め、すべての酵素はきわめて熱に弱いく、食物を加熱調理すると食物酵素が破壊されて「食物酵素のない食物」になります。

食物をすべて生で食べる野性動物や原始的イヌイットには病気はありません。

現代人だけが病気を起こしている最大の理由がこれだといえます。


 

食物酵素不足と病気

 

食物酵素の不足が病気を起こす理由は、簡単に次のように説明できます。

つまり人体の機能にはすべて酵素(代謝酵素)が関与しています。

そして一方、体の酵素製造能力には限りがあります。

食物酵素不足の食物ですと、事前消化を行わない分だけ、次の本格的な消化の段階で体は消化酵素を余計につくって分泌しなければなりません。 

この結果、限りのある酵素製造能力の中で、余計に消化酵素をつくる分だけ、体が代謝酵素をつくる量が減ります。

そして体の機能にトラブルが生じて病気にもなるし、その病気が治りにくくもなります。

代謝酵素の中には病気を防いだり治したりする酵素もあるからです。

以前、臨床の中で患者に断食を勧めました。

断食で病気が治る理由も酵素の観点から説明できます。  

ふだんは毎日入ってくる食物酵素が不足した食物への対応に追われ、せっせと消化酵素をつくっている体も、断食中はそれをつくらなくて済むようになります。  

そしてその分、病気を治すのに役立つ代謝酵素がつくれるようになり、病気治療に効果が上がりました。

20世紀前半まで、アメリカの動物園では、人間と同じように加熱調理した餌を動物に与えていました。この頃は動物に病気が多く死亡率も高い状態でした。

しかし、その後、生の餌の重要性が認識されるようになって、生の餌を与え、いまでは動物園の動物も

野生動物と同じように病気を起こさなくなりました。

加熱調理した餌を与えていた頃の動物園の動物の状態を詳細に調べた調査があるますが、これによ

ると動物たちは心臓病、糖尿病、ガン、肝臓病などなど、人間と同じ病気を起こしていました。

また、動物実験でも生の餌を与えた場合には病気が起きないのに、調理した餌では病気が起きることが実証されています。

肥満も病気の一つだが、動物の話のついでに興味深い実例をもう一つ紹介しましょう。

それは、昔から牧場主たちが経験でよく知っていたことです。

彼らは同じジャガイモも煮て食べさせたほうが、豚などがよく太ることを知っていました。 

生のジャガイモより家畜が肥満し、目方で売る食肉市場ではこのほうがずっと商売として有利だからでした。

これも加熱調理で食物酵素が破壊され、家畜が酵素不足になった 「おかげ」でした。 

 

 

長文お読みいただきありがとうございました。(医者も知らない酵素の力、ベジタブルジュースより抜粋)